日経ジャスダック平均株価も反落した。終値は前週末比17円97銭(0.46%)安い3851円31銭だった。ジャスダック市場は軟調な展開となった。前週末3日の米株式市場のダウ平均は反落。オミクロン変異株感染が拡大、11月雇用統計で雇用者数が予想の半分の伸びにとどまり失望感から下落した。上場廃止への懸念を受けた中国ハイテク株の下落が重しとなりナスダック総合指数は大幅に反落した。米ハイテク株安を引き継ぎ、本日のジャスダック平均は下落してスタートした。日経平均が寄り付き直後にマイナスに転じて急落するとジャスダック平均も連れ安に。売り一巡後は下げ渋ったものの、下げ幅を縮小する動きは見られず本日安値付近でのもみ合い展開に、終日マイナス圏での推移となった。
フェローテクや田中化研が下落した。半面、ウチダエスコは制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分された。菊水電子も上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で435億円と10月22日以来の低水準。売買高は5160万株と10月19日以来の低水準だった。値上がり銘柄数は271、値下がり銘柄数は348となった。
個別ではアミタホールディングス、トミタ電機がストップ安。ルーデン・ホールディングス、ソフトフロントホールディングス、シダー、出前館、イーサポートリンクなど41銘柄は年初来安値を更新。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、シンバイオ製薬、壽屋、京極運輸商事、極東産機が売られた。
一方、シーズメン、ウチダエスコがストップ高。かんなん丸は一時ストップ高と値を飛ばした。新東、菊水電子工業、サコスは年初来高値を更新。SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、ユーラシア旅行社、ウルトラファブリックス・ホールディングス、麻生フオームクリート、ホロンが買われた。
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