日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、上値の重い展開

日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比3円35銭(0.09%)高い3910円23銭だった。ジャスダック市場は買い一巡後に上値の重い展開となった。
14日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的に買い進む動きは乏しく上値は重かった。また、週半ばにかけてブックビルディングの期限を迎える12月後半のIPOが多いため、換金売りが出やすくマザーズ指数は軟調に推移し、ジャスダック市場にも売り気が波及したようだ。ただ、材料が出た個別株へ物色は向かった。
ワークマンとハーモニックが上昇した。一方で東映アニメとユニバーサルは下落した。ジャスダック市場の売買代金は概算で598億円、売買高は6634万株だった。値上がり銘柄数は268、値下がり銘柄数は344となった。
 
 個別ではANAP、クリエアナブキがストップ高。大本組、アミタホールディングス、湖池屋、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、光ビジネスフォームなど8銘柄は年初来高値を更新。ソフトウェア・サービス、フルヤ金属、第一商品、イメージ ワン、田中化学研究所が買われた。
 
 一方、ランドネットがストップ安。クルーズ、出前館、ミューチュアル、セリア、バッファローなど31銘柄は年初来安値を更新。白鳩、OSGコーポレーション、ウルトラファブリックス・ホールディングス、シーズメン、アイフリークモバイルが売られた。
 

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