マザーズ指数は続伸、換金売り

 
東証マザーズ指数は前日比1.07ポイント高の1000.87ポイントと続伸した。
前日の米国株高を受け、東証1部市場はほぼ全面高となった一方、新興市場は個別銘柄への物色が中心で、マザーズでは値上がり銘柄数は約半数にとどまった。マザーズ指数は1000ポイントを回復したが、上値は重かった。月内の新規株式公開(IPO)ラッシュを控えた換金売りは引き続き重荷として意識された。
ビジョナルやステムリムが上昇した。一方、メルカリやPアンチエイが下落した。
 
きょう東証マザーズ市場に上場したブロードEは、公開価格(2790円)を215円(7.7%)上回る3005円で初値を付けた。終値は初値比585円(19.5%)安の2420円だった。きょう東証マザーズ市場に上場したトゥルーDは、公開価格(2220円)を30円(1.4%)上回る2250円で初値を付けた。終値は初値比415円(18.4%)安の1835円だった。
 
売買代金は概算で2144.86億円。騰落数は、値上がり197銘柄、値下がり190銘柄、変わらず11銘柄となった。
 
個別では、アスカネット、サンバイオ、ステムリム、和心がストップ高。サイエンスアーツ、フレアスは一時ストップ高と値を飛ばした。バーチャレクス・ホールディングス、AB&Companyなど3銘柄は年初来高値を更新。GA technologies、かっこ、シイエヌエス、日本電解、リボミックが買われた。
 
一方、coly、フレクトがストップ安。イオレ、ジェイフロンティア、アンビション DX ホールディングス、農業総合研究所、コラボスなど28銘柄は年初来安値を更新。Birdman、スマレジ、プレミアアンチエイジング、ボードルア、イーエムネットジャパンが売られた。
 

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