日経ジャスダック平均は3日続伸、成長株に買い

日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前週末比15円50銭高い4005円81銭だった。前週末の米国株式市場でハイテク株が上昇したことにより投資家心理が上向き、新興企業市場の成長株に買いが膨らんだ。
決算発表を終えた個別株に加え、東証1部の東エレクが業績予想の上方修正を受けて上昇したことを背景に、同様に業績予想を上方修正したジャスダック市場の半導体関連株への物色が中心だった。
フェローテクやシーズメン、アンビスHDが上昇した。半面、22年3月期の連結純利益予想を下方修正したハーモニックは年初来安値を付けた。Mipox、出前館は下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で837億円、売買高は7745万株だった。
値上がり銘柄数は318、値下がり銘柄数は288となった。
 
個別では、内外テック、シンバイオ製薬、壽屋、セレスポがストップ高。ランドネット、トミタは一時ストップ高と値を飛ばした。湖池屋、WDI、ZOA、日本一ソフトウェア、ユニバーサル園芸社など19銘柄は年初来高値を更新。フェローテックホールディングス、シライ電子工業、LAホールディングス、プロルート丸光、Speeeが買われた。
 
一方、クルーズ、出前館、ミューチュアル、セキュアヴェイル、オーシャンシステムなど36銘柄が年初来安値を更新。テイン、KeyHolder、セルム、アサカ理研、石光商事は売られた。

 

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