上値の重い展開

18日の日経平均株価は続落後、模様眺めムードが広がりそうだ。
日経平均株価予想レンジは、2万9400円-2万9800円を想定。
NYダウ平均は211ドル安の35931ドルで取引を終えた。米国株安を嫌気した売りに押されると予想する。日経平均は火曜、水曜と29900円台に乗せながらも3万円に乗せられなかったことから、高値警戒感がくすぶりやすいだろう。
きのう17日も上値の重い展開となり、日経平均株価は5日ぶりに反落。手がかり材料に欠けるなか、消去法的に値動きの軽い中小型株への物色が中心になるとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の前半(17日は114円88-90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同129円84-88銭)と円高方向に振れている。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比130円安の2万9560円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■総医研ホールディングス <2385>
資本業務提携先である中国・杭州高浪控股が子会社GOLONG HOLDINGを通じて、新たに総医研HD株式416万4100株を取得する。GOLONGは第2位株主となる。
 
■日本管理センター <3276>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.7%にあたる30万株(金額で3億3000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月18日から12月24日まで。
 
■リアルワールド <3691>
ユーザーが店頭で商品購入することが応募条件のマストバイキャンペーンが実施できるクラウドサービス「itsmon レシート」を運営するウィナスと提携。AI技術とデジタルギフトを活用したリアル店舗マストバイキャンペーンシステムを提供開始。
 
■グローバルウェイ <3936>
12月3日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。また、東証が18日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■HCSホールディングス <4200>
持ち分法適用関連会社ラバブルマーケティンググループのマザーズへの新規上場が承認。
 
■アイ・ピー・エス <4390>
子会社InfiniVANがフィリピンで海底ケーブルの陸揚局などの建設・運営・保守について許可を取得。
 
■岡部 <5959>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.86%にあたる140万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月18日から22年2月17日まで。また、12月10日付で310万株の自社株を消却する。
 
■メガチップス <6875>
今期最終を一転24%増益に上方修正・最高益更新へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の7.4%にあたる150万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。取得した自社株は全て消却する。
 
■あんしん保証 <7183>
今期経常を34%上方修正。
 
■ソルクシーズ <4284>
今期配当を2円増額修正。
 
■Kudan <4425>
Kudan Visionの出資先であるエヴィクサーがTOKYO PRO Marketに新規上場申請。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
18(木)
【国内】
10月首都圏マンション販売(14:00)
20年国債入札
 
【海外】
米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(22:30)
《米決算発表》
アプライド・マテリアルズ
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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