マザーズ指数は4日続落、利益確定売り

東証マザーズ指数は4日続落した。終値は前週末比32.88ポイント安い1095.78と、約1カ月半ぶり安値となった。マザーズ指数は安く始まり、前引けにかけて一時切り返したが、新型コロナウイルスの変異ウイルス「オミクロン型」の感染拡大で経済回復が遅れるとの見方から、高値圏で推移していた銘柄などに利益確定売りが出た。株価下落で追い証を迫られた投資家が一部の銘柄を投げ売りしたといい、後場は急落した。
フロンテオやエネチェンジ、QDレーザが大幅に下落した。アドベンチャなど旅行関連銘柄も安い。一方、弁護士COMやメドレーは買われた。
売買代金は概算で2019.71億円。騰落数は、値上がり36銘柄、値下がり353銘柄、変わらず6銘柄となった。
 
個別ではFRONTEO、ENECHANGEがストップ安。QDレーザは一時ストップ安と急落した。エムビーエス、ジーエヌアイグループ、トライステージ、ASJ、アスカネットなど105銘柄は年初来安値を更新。ポート、INCLUSIVE、スローガン、ホープ、交換できるくんが売られた。
 
 一方、i-plug、サイエンスアーツ、リボミックがストップ高。レナサイエンス、ブランジスタ、アイドマ・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ホットリンクなど3銘柄は年初来高値を更新。GRCS、プレシジョン・システム・サイエンス、トランスジェニック、ジーネクスト、サーキュレーションが買われた。

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