マザーズ指数は5日続落、2カ月ぶりの安値

 
東証マザーズ指数は5日続落した。終値は前日比24.79ポイント(2.26%)安い1070.99ときょうの安値で引けた。およそ2カ月ぶりの安値となる。東京株式市場全般の反発地合いに乗って買い先行で始まったが、後場に入り売り直された。
「新型コロナウイルスワクチンは新たな変異株に対する効果が大きくない見込み」というモデルナCEOの発言が伝わると、警戒感が高まり見切り売りが優勢になった。
GRCSやGWが大幅に下落した。一方、アイドマHDや日本電解が上昇した。
市場関係者は「売り圧力が小さい直近IPO銘柄がにぎわった」と話していた。
値上がり銘柄数は99、値下がり銘柄数は286となった。
 
きょうマザーズ市場に上場したボードルアは制限値幅の下限(ストップ安水準)となる初値比500円(18.2%)安の2250円で配分された。
 
個別では、FRONTEO、グローバルウェイ、ボードルア、アスタリスク、GRCSがストップ安。ASJ、アスカネット、フルッタフルッタ、海帆、ファンデリーなど85銘柄は年初来安値を更新。エスユーエス、ホープ、スローガン、夢展望、ラストワンマイルが売られた。
 
 一方、アイドマ・ホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。サイエンスアーツ、リボミックは年初来高値を更新。バーチャレクス・ホールディングス、アールプランナー、Branding Engineer、日本電解、ホットリンクが買われた。

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