マザーズ指数は6日続落、3カ月半ぶりの安値

 
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比6.07ポイント(0.57%)安い1064.92だった。
前日の米株式市場では金融政策の正常化が早期に進むとの観測から、幅広い銘柄が売られた。この流れを受け、東京株式市場でもマザーズ銘柄の売りにつながった。一時は3.7%安の1030台前半まで下がり、取引時間中としてはおよそ3カ月半ぶりの安値となった。
 
寄り付きは高かった。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」を巡る不透明感などから、前日までは下落が続いていたため、自律反発を見込んだ買いが先行していた。
GRCSやリボミックが下落した。一方、日本郵便の試験配送にドローンを提供すると発表したACSLには買いが入った。サイエンスアーツも上昇した。
値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は175となった。
 
個別では、ASJ、アスカネット、フルッタフルッタ、海帆、ファンデリーなど135銘柄が年初来安値を更新。アイドマ・ホールディングス、はてな、メディア総研、INCLUSIVE、リベロが売られた。
 
一方、ホープ、バンク・オブ・イノベーション、AB&Company、プレシジョン・システム・サイエンス、GA technologiesが買われた。

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