日経ジャスダック平均は6日続落、利食い売り優勢

日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。前引けは前日比97銭(0.02%)安い3884円79銭だった。
短期間での急落を受けた自律反発狙いの買いが広がったが、特に好材料はなく買いの勢いは続かない。オミクロン株の特性がまだ分からず、経済活動に与える影響がはっきりしないなど、不透明感が強いことが、利食い売り優勢となっている。個人投資家の含み損益が一段と悪化している可能性が推察される。
2021年8月期の有価証券報告書の提出期限の延長を申請した出前館が売られた。田中化研も下落した。半面、シライ電子やフェローテクは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で386億円、売買高は5337万株。値上がり銘柄数は253、値下がり銘柄数は329となった。
 
個別ではルーデン・ホールディングス、インターライフホールディングス、田中建設工業、麻生フオームクリート、クルーズなど119銘柄が年初来安値を更新。地域新聞社、ドーン、中京医薬品、アトムリビンテック、スターツ出版が売られた。
 
一方、シリウスビジョン、ネクスグループが一時ストップ高と値を飛ばした。アミタホールディングス、ジーダット、田中化学研究所、テクノクオーツ、新東など6銘柄は年初来高値を更新。ジェイテック、多摩川ホールディングス、レーサム、シダックス、国際チャートが買われた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次