マザーズ指数は7日続落、下値模索の展開

東証マザーズ指数は7日続落した。7日続落は4月28日~5月13日(8日続落)以来の長さとなる。終値は前日比32.22ポイント(3.04%)安い1028.74と8月17日以来、3カ月半ぶりの安値となった。
引き続き強力な売り需要に押されて下値模索の展開となった。東京株式市場の下落で投資家心理が悪化しているほか、個人投資家の追い証回避の投げ売りも止まらない状況。
米国で新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の初の感染者が確認されたことなどを材料に、1日の米株式相場が下落した。投資家心理が弱気に傾き、マザーズ銘柄の売りに波及した。12月は新規株式公開(IPO)が相次ぐことから、資金を捻出するための換金売りも出たようだ。
メルカリやチャットWが下落した。一方、フロンテオやサイエンスAが上昇した。
 
値上がり銘柄数は52、値下がり銘柄数は340となった。
 
個別では、フーバーブレイン、グローバルウェイがストップ安。エムビーエス、ジーエヌアイグループ、トライステージ、ASJ、アスカネットなど112銘柄は年初来安値を更新。ポート、エスユーエス、GA technologies、エルテス、バーチャレクス・ホールディングスが売られた。
 
 一方、サイエンスアーツがストップ高。ファンペップは一時ストップ高と値を飛ばした。ビーブレイクシステムズは年初来高値を更新。リボミック、ENECHANGE、スローガン、コマースOneホールディングス、FRONTEOが買われた。

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