日経ジャスダック平均は反発、景気敏感株に買い

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比26円24銭高い4018円90銭と、2018年3月以来およそ3年半ぶりの高値を付けた。国内の経済再開への期待から、景気敏感株を中心に個人などの物色買いが入った。
ジャスダック平均は小幅ながら続落してスタート。ただ、即座にプラス圏に浮上すると、前場中頃には大台の4000を突破し、勢いそのままに上げ幅を拡げた。最後まで騰勢を衰えさせなかったジャスダック平均は本日の高値付近で終え、終値での4000台乗せた。
市場からは「業績への期待先行で買われていたマザーズ銘柄よりも、景気回復の恩恵を受けやすく割安感のある銘柄が買われやすい」との声が聞かれた。東洋合成や東映アニメ、ハーモニックが上昇した。半面、ワークマンや出前館は下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で590億円、売買高は1億425万株だった。
値上がり銘柄数は373、値下がり銘柄数は228となった。
 
個別では、アイビー化粧品がストップ高。共同ピーアール、LAホールディングス、FHTホールディングス、日本一ソフトウェア、東映アニメーションなど15銘柄は年初来高値を更新。三ッ星、Mipox、エイケン工業、東洋合成工業、アプライドが買われた。
 
 一方、ワークマン、メディキットが年初来安値を更新。レカム、京極運輸商事、ファブリカコミュニケーションズ、ムラキ、太洋物産が売られた。
 

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