マザーズ指数は3日ぶり反発、政治期待の物色

東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比13.19ポイント高い1130.40だった。
自民党の総裁選挙の政局に伴う政策期待から、日経225先物のナイトセッションが大幅上昇しており、マザーズ市場も底堅い値動きとなっている。
日本の新型コロナウイルス感染拡大やワクチン接種の遅れも揃って解消に向かってきている。新規感染者数は依然として多いものの、8月半ばからは前週比での減少傾向が確認されており、ピークアウトが見られているほか、ワクチン接種は欧米に勝るスピードで追い上げてきている。日本株のバリュエーションディスカウントの要因が解消されてきており、株価の水準訂正となっている模様。
メルカリやJMDC、弁護士COMが上昇した。一方で、AppierやチャットW、ティーケーピーは下落した。
値上がり銘柄数は233、値下がり銘柄数は132となった。
 
個別では、松屋アールアンドディ、和心がストップ高。FRONTEO、グローバルウェイ、パワーソリューションズ、JMDC、ビザスクなど8銘柄は年初来高値を更新。フォースタートアップス、アディッシュ、クラウドワークス、ENECHANGE、ニューラルポケットが買われた。
 
一方、シイエヌエス、ホープが年初来安値を更新。SERIOホールディングス、ブロードマインド、モビルス、フリークアウト・ホールディングス、メディア総研が売られた。
 

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