東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比13.00ポイント高い1148.86だった。
日経平均が一時3万円に乗せるなど、相場全体の良好な地合いが支えとなった。
時価総額の大きいIT(情報技術)株や医薬品株に買いが入り指数上昇に寄与した。メルカリやそーせい、ヘリオスが上昇した。
もっとも、午後にマザーズ指数は上げ幅を縮めきょうの安値を付けた。
HENNGEやPアンチエイ、キャリアが下落した。
日経平均株価の上昇により「投資家心理が一段と改善し、マザーズの時価総額上位銘柄がにぎわった」という。
市場では「9月下旬から相次ぐ新規株式公開(IPO)を前に換金売りの警戒が出ている」との指摘もあった。
値上がり銘柄数は177、値下がり銘柄数は187となった。
個別ではアールプランナー、ピースリー、和心がストップ高。タスキ、ナレッジスイートは一時ストップ高と値を飛ばした。グローバルウェイ、ヘリオス、トレンダーズは年初来高値を更新。シャノン、フォースタートアップス、ビリングシステム、データホライゾン、スパイダープラスが買われた。
一方、バリューデザイン、シイエヌエス、ホープ、ALiNKインターネットが年初来安値を更新。メディア総研、ジェイフロンティア、キャリア、松屋アールアンドディ、ユニフォームネクストが売られた。
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