日経ジャスダック平均は反落、利益確定の売りが優勢

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比6円42銭安い4107円52銭だった。前日に年初来高値を更新するなど目先の達成感が意識されやすく、利益確定の売りが優勢だった。
反落してスタート。すぐに下げ渋ったが、香港市場が軟調だったこともあり前場中頃には一時下げ幅を拡げる場面が見られた。しかし、次期政権への期待や新型コロナウイルス感染鈍化などを背景に国内株式市場での先高観は根強く、ジャスダック平均も終日マイナス圏での推移となったものの、押し目買いから総じて底堅い展開となった。
東映アニメの時価総額が初めて1兆円を超えた。東映アニメは14日に時価総額1兆円を突破したメルカリを抜いて、新興市場の時価総額首位となった。
出前館やウエストHD、ワークマンが下落した。半面、プロルートやイメージワンは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で545億円、売買高は6683万株だった。値上がり銘柄数は202、値下がり銘柄数は398となった。
 
個別では、燦キャピタルマネージメント、メディカル一光グループ、カルナバイオサイエンス、メディアリンクスが年初来安値を更新。明豊エンタープライズ、総合商研、セルシード、CAICA、三ッ星が売られた。
 
一方、地域新聞社が一時ストップ高と値を飛ばした。ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、大森屋、ユークス、東映アニメーション、イハラサイエンスなど11銘柄は年初来高値を更新。プロルート丸光、トミタ電機、MITホールディングス、NKKスイッチズ、芝浦電子が買われた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次