東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比29.44ポイント安い1128.61だった。
27日の米株式市場でハイテク比率が高いナスダック総合株価指数が下落した。国内の新興市場でもIT(情報技術)関連株が売られた。時価総額上位の銘柄が全面安となった。メルカリやフリー、フロンテオが下落した。一方で、ユーザベースや日本電解、アドベンチャは上昇した。
値上がり銘柄数は70、値下がり銘柄数は292となった。
28日にマザーズ市場に上場したリベロは10時5分に公開価格(1400円)を540円(38.6%)上回る1940円で初値を付けた。午前は初値を下回る1780円で取引を終えた。
同日マザーズ市場に上場したデジタリフトは10時6分に公開価格(1570円)を540円(34.4%)上回る2110円で初値を付けた。午前は初値を上回る2462円で取引を終えた。
同日マザーズ市場に上場したジィ・シィは10時7分に公開価格(1890円)を670円(35.4%)上回る2560円で初値を付けた。午前は初値を上回り、制限値幅の上限(ストップ高水準)にあたる3060円の買い気配で取引を終えた。
同日マザーズ市場に上場したロボペイは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は3165円と、公開価格(1860円)を70.2%上回った。
個別では、バリューデザイン、シイエヌエス、ジーネクスト、コアコンセプト・テクノロジー、ユミルリンクなど9銘柄が年初来安値を更新。グローバルウェイ、ハイアス・アンド・カンパニー、Birdman、ステムセル研究所、インティメート・マージャーが売られた。
一方、ジィ・シィ企画がストップ高。GMOフィナンシャルゲート、スペースマーケット、ビザスク、日本リビング保証は年初来高値を更新。メディア総研、ベストワンドットコム、トランスジェニック、アクシージア、サーキュレーションが買われた。
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