日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比37円10銭安い4061円17銭となった。前日の米国株市場では主要株指数が高安まちまちの展開だったが、景気敏感株の一角が買われる一方、ハイテク株には売りが優勢だった。米長期金利の上昇を受けて、業績との比較で株価に割高感がある半導体関連株などに利益確定売りが膨らんだ。新興市場も売りが先行して始まった。
東映アニメやMipox、フェローテクが下落した。半面、3DMやジーダット、エイジスは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で268億円、売買高は3598万株。値上がり銘柄数は208、値下がり銘柄数は382となった。
個別ではソフトウェア・サービス、システム ディ、ブロードメディア、ウチダエスコ、トライアイズなど6銘柄が年初来安値を更新。SEMITEC、ニューテック、第一商品、AKIBAホールディングス、ベクターが売られた。
一方、ジーダットが一時ストップ高と値を飛ばした。アジアゲートホールディングス、共同ピーアール、城南進学研究社、日本コンピュータ・ダイナミクス、シダックスなど11銘柄は年初来高値を更新。太洋物産、ツクイスタッフ、グッドライフカンパニー、ティムコ、ジオコードが買われた。
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