東証マザーズ指数は前日比3.44ポイント高の1131.06ポイントと続伸した。
海外株安などに押されて日経平均株価は大幅安となったが、マザーズは前場から全般に逆行して高く推移し、後場にマイナス転落した際も下げ幅は微小だった。指数寄与度の高いメルカリ、BASEなどが高く、指数を下支えした。脱炭素ファンドの組成を発表したエネチェンジが買われ、Amaziaが上昇した。一方、PアンチエイやGMO-FGが下落した。
指数が上昇したマザーズ市場も値下がり銘柄の数が値上がりを上回った。ただ、新興市場では材料が出た銘柄を個別に物色する動きも見られ、東証1部に比べると値上がり銘柄の比率は高くなった。「個人は弱気一色でもなさそうだ」との指摘があった。
値上がり銘柄数は109、値下がり銘柄数は269となった。
個別では、ENECHANGE、和心が一時ストップ高と値を飛ばした。データホライゾン、セーフィー、スペースマーケット、アドベンチャー、アスタリスクなど6銘柄は年初来高値を更新。ハイアス・アンド・カンパニー、Amazia、識学、リファインバースグループ、レナサイエンスが買われた。
一方、アスタリスクが一時ストップ安と急落した。総医研ホールディングス、ファンデリー、ジェネレーションパス、ジーネクスト、モビルスなど18銘柄は年初来安値を更新。GMOフィナンシャルゲート、フォースタートアップス、MRT、ジィ・シィ企画、コンフィデンスが売られた。
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