[概況]
1日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は110.895円まで下落した。米長期金利が1.46%付近まで低下したことで日米金利差の縮小が意識され、米ドル円は売りが優勢となった。
また、今週は9月米雇用統計の発表が週末に予定されている。米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和策の早期縮小観測が浮上するなか、米雇用情勢には一段と注目が集まりそうか。テクニカル的には米ドル円は9月22日から急ピッチで上昇した分の38.2%押し水準110.958や50%押し水準110.607付近で推移していることから、まずは同水準を維持できるか注目したい。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
