反発後、堅調な展開か

6日の日経平均株価は直近の下げに対する押し目買いが活発になるだろう。
日経平均株価予想レンジ:2万7900円-2万8200円。
NYダウ平均は311ドル高の34314ドルで取引を終えた。ダウ平均は前日の下落分(323ドル)をほぼ埋めており、ナスダックもしっかりとした上昇を見せた。
日経平均株価はきのう5日まで大幅に7日続落していた反動や、リバウンド狙いなどから、買い先行スタートとなろう。ただ、大幅な下落が続いていただけに、投資家心理が悪化しているとみられるなか、中国・恒大集団に対する先行き警戒感もあり、買い一巡後は停滞商状となることも予想される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ば(5日は111円09-10銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同128円83-87銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比435円高の2万8175円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■Lib Work <1431>
戸建住宅事業の7-9月期(第1四半期)受注棟数は前年同期比56%増、受注金額は同79%増。
 
■TSIホールディングス <3608>
上期経常は一転黒字浮上で上振れ着地・通期計画を超過。
 
■アジュバンホールディングス <4929>
メンズ育毛ブランド「NUOSS」を販売開始。通期業績予想には織り込んでいない。
 
■カワタ <6292>
NEDO公募事業で実施していた「全固体リチウムイオン電池の量産化に資する技術開発」が終了。技術面と事業面で一定の評価を得た。
 
■カーディナル <7855>
山田マーケティングが実施中のTOB価格を1株851円から955円に引き上げるとともに、買い付け期間を10月19日まで(従来は5日まで)に延長する。
 
■フェリシモ <3396>
上期経常は18%増益・通期計画を超過。
 
■JCRファーマ <4552>
血液脳関門通過型ムコ多糖症1型治療酵素製剤「JR-171」が米国食品医薬品局(FDA)からファストトラック指定。
 
■日本金銭機械 <6418>
上期経常を一転黒字に上方修正。
 
■CYBERDYNE <7779>
日本医療研究開発機構(AMED)が公募した「医工連携イノベーション推進事業」の交付決定。
 
■トーセイ <8923>
12-8月期(3Q累計)税引き前は2.5倍増益で着地。
 
■クロスキャット <2307>
DX推進のサポート体制強化に向けて経産省「DX認定取得事業者」の認定を取得。
 
■トシン・グループ <2761>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.3%にあたる2万株(金額で1億3780万円)を上限に、10月6日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
6(水)
【国内】
ウエルシアHD、イオンFS、イオンディライ、壱番屋、MV西日本、MV東海、WNIウェザー、サーラ、ファンタジー、三協立山、カネコ種、ジーフット、サンデー、毎コムネット、霞ヶ関キャ、天満屋ス、日フイルコン、GameWith
 
【海外】
ノーベル化学賞発表
米9月ADP全米雇用リポート(21:15)
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次