「200億円の壁」

「200億円の壁」

「200億円の壁」というのがどうもあるような気がする。
企業の売上高の200億円だ。
起業から発展し歴史の長短はあるものの上場。
そして中期経営計画等で打ち出されるの売上高の数字の多くは「200億円」。
現にこのところ取材した企業の多くが中計の売上高目標が200億円。
あるいは今期の売上高見通しが200億円だった。
経験則では2ケタの売り上げが3ケタになるまでが5年から7年。
200億円を超えてから1000億円になるまでがやはり5年から7年。
ただ200億円を超えると加速度的に売上高が増加する傾向があるような気がする。
「そんな長い時間軸では待てない」という声もあろう。
しかし50億円程度の売り上げが1000億円になれば20倍。
10年で20倍というのはそんなに少ない数字ではない。
同じような伸び率で行けば20年で400倍。
50億円が2兆円になることになる。
もっとも200億円と1000億円の間にも500億円や800億円の壁はある。
しかし、これも経験則だが200億円の壁よりは薄いような気がする。
200億円に乗ったら1000億円は近い。

「山より大きなイノシシはでない」と市場ではよく言われる。
この数十年、さまざまな市場の危機がありさまざまな市場の上昇があったが実に該当すると思う。
例えばボリンジャーバンドのプラスマイナス2σが目先の限界値。
上でも下でもどういうわけかココで止まる。
行き過ぎがプラスマイナス3σ。
どんな土砂降りもどんな青天もここが限界値。
外部材料に惑わされることなくほとんど反転するタイミングを迎える。
「山より大きなイノシシが出そう」と思っても出ないのが相場なのだろう。

☆2021年9月月中平均29893.47円トピ2058ポイント
★2021年3月月中平均29315.26円トピ1945.84ポイント

8日続落は2009年7月1日→13日の9日続落以来。
あの時はその後7月14日から27日ま9日続伸。
その先は2008年6月18日→7月4日までの12日続落。
因みに上昇は2017年10月2日→10河う19日までの16日続伸。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のリポート。
「21年10~12月期の自社株買いと増配銘柄予想」

東証1部上場の3月決算企業、金融除く、時価総額500億円以上で10~12月に自社株買いの発表が期待できる銘柄・
増配が期待できる銘柄。

★自社株買いの発表が期待できる銘柄
コード  銘柄名
1719    安藤ハザマ
1812    鹿 島
1835    東鉄工
1878    大東建
2282    日本ハム
4021    日産化
4041    日曹達
4061    デンカ
4182    三菱ガス
4403    日 油
4503    アステラス薬
4534    持田薬
5122    オカモト
6013    タクマ
6113    アマダ
6622    ダイヘン
6804    ホシデン
6923    スタンレ電
6988    日東電
7545    西松屋チェ
8130    サンゲツ
9075    福山運
9364    上 組
9682    DTS
9744    メイテック
9759    NSD
9934    因幡電産

☆増配の発表が期待できる銘柄
コード  銘柄名
1925    大和ハウス
2801    キッコーマン
3132    マクニカ富士
3407    旭化成
4021    日産化
4042    東ソー
4062    イビデン
4091    日本酸素
4183    三井化学
4188    三菱ケミHD
4205    ゼオン
4368    扶桑化学
4401    ADEKA
4403    日 油
4527    ロート
4543    テルモ
4901    富士フイルム
5122    オカモト
5384    フジミインコ
6101    ツガミ
6201    豊田織機
6302    住友重
6367    ダイキン
6368    オルガノ
6407    CKD
6448    ブラザー
6516    山洋電
6594    日電産
6645    オムロン
6652    IDEC
6902    デンソー
6967    新電工
6976    太陽誘電
6981    村田製
7701    島津製
7732    トプコン
7867    タカラトミー
7917    藤森工
8035    東エレク
8078    阪和興
8088    岩谷産
8154    加賀電
9962    ミスミG

(櫻井)。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次