日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、景気のピークアウト懸念

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比42円10銭安い3935円17銭だった。
日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)は下落して始まり、ジャスダック平均も反落してスタート。その後は前引けにかけて下げ幅を拡げると、後場からは一段安となり、1.06%安と大幅に反落して終えた。新型コロナの感染拡大や景気のピークアウト懸念がくすぶっているなか、依然として投資家心理の改善は期待しにくかった。
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、経済の正常化が遅れることへの懸念が広がり相場の重荷となった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で446億円、売買高は4682万株だった。東映アニメやワークマン、エスケー化研が下落した。半面、ユニバーサルや三協フロンテ、幼児活動研は上昇した。値上がり銘柄数は146、値下がり銘柄数は439となった。
 
個別では、京極運輸商事がストップ安。インターライフホールディングス、ソフトフロントホールディングス、オールアバウト、JTP、ナフコなど51銘柄は年初来安値を更新。不二硝子、エコミック、エスイー、GFA、テンダが売られた。
 
一方、元旦ビューティ工業、星医療酸器、中央経済社ホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、フクダ電子、ヒロセ通商、三協フロンテアなど6銘柄は年初来高値を更新。AKIBAホールディングス、東北化学薬品、ムラキ、トミタ電機、鈴茂器工が買われた。

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