東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比7.0ポイント安い1064.22だった。一時は1060.24と取引時間中としておよそ2カ月半ぶりの安値を付けた。
前日のNYダウ工業株30種平均が下落したことが投資家心理の重荷となった。
QUICK社の算出する信用評価損益率は7月30日申し込み時点で-10.03%と、3月5日時点以来およそ5カ月ぶりの水準に悪化したという。上値追いが続く海運株の取引で個人投資家の投資損益は足元改善した可能性もあるが、マザーズ指数が下落基調を脱せないのは気掛かり。個人を中心とした純投資家が取引主体のマザーズは時おり意外な先見性を発揮することがある。
メルカリやPアンチエイが下落した。一方、BASEやジーエヌアイは上昇した。
値上がり銘柄数は129、値下がり銘柄数は226となった。
個別では、アスカネット、ジェネレーションパス、スタジオアタオ、ディジタルメディアプロフェッショナル、オークファンなど79銘柄が年初来安値を更新。BCC、アイドマ・ホールディングス、ブレインズテクノロジー、サーキュレーション、デコルテ・ホールディングスが売られた。
一方、アジャイルメディア・ネットワーク、マクアケ、すららネット、BASE、インバウンドテックが買われた。
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