東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比8.31ポイント安い1062.91と、2カ月半ぶりの安値を付けた。
前日のNYダウ工業株30種平均が下落し、投資家心理が悪化した。
メルカリやウェルスナビが下落した。一方、JTOWERやPアンチエイが上昇した。
市場では「新興株に信用買いを入れている個人投資家の投資余力が低下しているため、決算結果が良くない銘柄に売りが集中すると株価下落に拍車がかかりやすくなっている」との指摘があった。
値上がり銘柄数は105、値下がり銘柄数は259となった。マザーズの売買代金は959億2000万円となり、2020年4月以来、約1年4カ月ぶりに1000億円を割り込んだ(売買停止となった20年10月1日を除く)。
個別ではアスカネット、ジェネレーションパス、農業総合研究所、スタジオアタオ、ネットイヤーグループなど91銘柄が年初来安値を更新。アイドマ・ホールディングス、スペースマーケット、BCC、フリークアウト・ホールディングス、アズームが売られた。
一方、グローバルウェイ、ヘッドウォータースがストップ高。マクアケ、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、東京通信、JTOWER、すららネットが買われた。
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