日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比16円24銭安い3918円93銭と、1カ月半ぶりの安値を付けた。東証1部の決算発表銘柄に商いが集まった影響で買いが手控えられ、売りが優勢となった。シンバイオや高度紙が下落した。半面、不二硝や出前館は上昇した。
市場関係者は「決算内容が良い銘柄に資金が集まっているが、マザーズやジャスダックの銘柄は敬遠されている」と話していた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で487億円、売買高は6735万株だった。
値上がり銘柄数は186、値下がり銘柄数は372となった。
個別では、シンバイオ製薬、京極運輸商事がストップ安。インターライフホールディングス、イナリサーチ、ドーン、fonfun、オールアバウトなど63銘柄は年初来安値を更新。ニッポン高度紙工業、三ッ星、アルマード、セキュアヴェイル、プロルート丸光が売られた。
一方、不二硝子、星医療酸器がストップ高。中央経済社ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ムサシ、ASIAN STARなど3銘柄は年初来高値を更新。エコミック、綜研化学、元旦ビューティ工業、アサカ理研、チエルが買われた。
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