日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比12円65銭高い3960円06銭だった。
日経平均は2万8000円台での戻り待ちの売りに加え週末要因も相まって上値が重かった。こうした中、マザーズ指数が寄り付きから大きく下落していたこともあり、相対的に安定感のあるジャスダック市場に物色が向かったようだった。
前日に2021年12月期通期の業績予想を上方修正したマクドナルドが買われた。プロルートやシンバイオが上昇した。半面、フェローテクや東洋合成、ハーモニックは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で604億円、売買高は7215万株だった値上がり銘柄数は287、値下がり銘柄数は314となった。
個別では、ランシステム、SEMITEC、星医療酸器、京極運輸商事、太洋物産がストップ高。オリエンタルコンサルタンツホールディングス、デルソーレ、ULSグループ、菱友システムズ、東洋合成工業など12銘柄は年初来高値を更新。シンクレイヤ、ウィザス、多摩川ホールディングス、出前館、クラスターテクノロジーが買われた。
一方、ファブリカコミュニケーションズがストップ安。燦キャピタルマネージメント、地域新聞社、出前館、ジェイホールディングス、ランドネットなど25銘柄は年初来安値を更新。ズーム、グッドライフカンパニー、アイ・ピー・エス、アバールデータ、ウッドフレンズが売られた。
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