日経ジャスダック平均は5日ぶり反落、投資家のリスク回避ムード

日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前週末比24円55銭安い3935円51銭となった。新型コロナウイルス変異種(デルタ株)の感染拡大を嫌気、東京や大阪など6都府県を対象とする緊急事態宣言の対象地域の拡大や期限延長の観測もあって、投資家のリスク回避ムードが強まっている。
 
また、為替相場は1ドル=109円前半へ円高が進行したことが株価の下落要因となった。アフガニスタンの政情不安も地政学リスクの高まりとして警戒された。
シンバイオやウエストHDが下落した。半面、星医療やマクドナルドは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で336億円、売買高は4019万株。
値上がり銘柄数は139、値下がり銘柄数は448となった。
 
個別では、ランシステム、アルマード、日本エマージェンシーアシスタンスがストップ安。ネオマーケティングは一時ストップ安と急落した。ソフトフロントホールディングス、fonfun、JTP、佐藤食品工業、ランドネットなど43銘柄は年初来安値を更新。京極運輸商事、環境管理センター、エヌ・シー・エヌ、グラフィコ、グローバルインフォメーションが売られた。
 
 一方、SEMITEC、壽屋、太洋物産が一時ストップ高と値を飛ばした。オリエンタルコンサルタンツホールディングス、石光商事、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、応用技術、菱友システムズなど14銘柄は年初来高値を更新。HCSホールディングス、ウィザス、星医療酸器、Speee、ブロードバンドセキュリティが買われた。

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