17日の日経平均株価は反発後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万7400円-2万7700円。
NYダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックは下落した。ダウ平均は110ドル高の3万5625ドルで取引を終了。ダウ平均は場中に売りを吸収して、しっかりプラスで終えた。
日経平均株価は、きのう16日に大幅に3日続落した反動から、買い戻しや押し目を拾う動きが先行するとみられる。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大で、政府はきょう17日にも新たに7府県へ緊急事態宣言の発令を決める見込み。これにより、緊急事態の対象は13都道府県に拡大。収束への不透明感が強まり、景気回復の遅を警戒して手控えムードが広がる場面もありそう。
為替市場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(16日は109円40-42銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同128円88-92銭)とやや円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比160円高の2万7660円だった。
【好材料銘柄】
■FRONTEO <2158>
今期経常を2.3倍上方修正、配当も2円増額。
■アイスタイル <3660>
今期経常は黒字浮上へ。また、韓国最大規模の化粧品クチコミサイト「GLOWPICK」を運営する韓国Glowdayz社の株式を追加取得し連結子会社化。
■スカラ <4845>
今期税引き前は4.1倍増益、2円増配へ。
■フレアス <7062>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■ジモティー <7082>
上期経常が74%増益で着地・4-6月期も28%増益。
■ハウスドゥ <3457>
今期経常は25%増で3期ぶり最高益更新へ。
■フリージア・マクロス <6343>
4-6月期(1Q)経常は89%増益で着地。
■東京エレクトロン <8035>
今期経常を15%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も128円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
17(火)
【国内】
《決算発表》
パンパシHD
【海外】
米7月小売売上高(21:30)
米7月鉱工業生産(22:15)
中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会会議(~8/20)
《米決算発表》
ウォルマート
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