[概況]
16日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時109.115円まで下落するなど売り優勢の展開となった。世界各国でデルタ株の感染が再拡大している状況に加え、流動化するアフガニスタン情勢を巡り国連安全保障理事会緊急会合を開始するとの情報が伝わるなど、ドルの重石となる材料が目立つ状況となっている。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の基準線を下抜く形で地合いの悪化が窺われる展開に。同線がレジスタンスとして意識されることとなるのか注視していきたい。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
