軟調な展開か

 
18日の日経平均株価は、軟調な展開が続きそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万7300円-2万7500円。
NYダウ平均は282ドル安の35343ドルで取引を終えた。弱い米7月小売売上高やホーム・デポの決算が失望材料となり、下げ幅を500ドル超に広げる場面もあった。
きのう17日の日経平均株価は、朝高後に、戻り待ちの売りに押される格好となり4日続落した。上値の重さが意識されるなか、米国株安を嫌気して売りに押される展開を予想する。シカゴ日経平均先物は下振れスタートを示唆しておらず、弱材料は前日の米株先物の下落で一定程度織り込んでいる可能性はあるだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(17日は109円32-33銭)とやや円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同128円69-73銭)とやや円高方向にあるなど、まちまち。17日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比95円高の2万7455円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■FRONTEO <2158>
京都大学と「企業不正・コンプライアンス違反検出のDX化」を目的に共同研究を開始。
 
■ウェルネット <2428>
非開示だった今期経常は10%増益、未定だった配当は13.29円実施。
 
■ヒマラヤ <7514>
今期配当を5円増額修正。
 
■ダイイチ <7643>
今期配当を2円増額修正。
 
■日医工 <4541>
メディパルホールディングス <7459> と資本業務提携。安定的かつ効率的な後発医薬品の供給体制を構築する。資本面ではメディパルを割当先とする622万株の第三者割当増資を実施。発行価格は841円。
 
■エヌアイデイ <2349>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.38%にあたる26万株(金額で3億7466万円)を上限に、8月18日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
18(水)
【国内】
6月機械受注(8:50)
7月貿易収支(8:50)
7月訪日外国人客数
《決算発表》
あいHD、MHグループ
 
【海外】
米7月住宅着工件数(21:30)
FOMC議事録(7/27~7/28開催分)
米20年国債入札
《米決算発表》
エヌビディア、ターゲット、ロウズ
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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