5日続落スタート、米国株安で売り優勢

【寄り付き概況】

18日の日経平均株価は小動きで始まった。始値は前日比6円39銭安の2万7418円08銭だった。
前日の米国株市場では7月の米小売売上高が2カ月ぶりに減少し市場コンセンサスを下回ったことなどを受け、景気回復への期待感が後退しNYダウは6日ぶりに反落した。ただ、一時500ドル超の下落をみせたものの後半は下げ渋る展開となった。
 
東京株式市場では、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないなか、緊急事態宣言の対象地域拡大や期限延長などに伴う経済への影響が懸念されているが、株式市場ではある程度織り込みが進んだとみられる。
日経平均は前日までの4営業日で640円強の下落をみせており、目先は突っ込み警戒感からの空売り買い戻しや、自律反発を狙った押し目買いが入りやすくなっている。一方先行き不透明感は拭えず、アジア株市場や米株価指数先物の動きなどを横目に、薄商いのなか不安定な状況は続きそうだ。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=109円台の半ば(17日は1ドル=109円32-33銭)、1ユーロ=128円台の前半(同128円69-73銭)で取引されている。

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