19日の日経平均株価は反落後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万7300円-2万7500円。
NYダウ平均は382ドル安の3万4960ドルで取引を終えた。7月開催のFOMC議事要旨では、年内のテーパリング開始が示唆された。ほぼ想定内の内容で、米長期金利は落ち着いた動きとなったが、株式の方は取引終盤にかけて値を崩した。
米国株は高値圏にあるため利益確定売りは出やすくなる。きのう18日の日経平均株価は反発したものの、上値の重い展開だった。現地18日の米国株式が下落したこともあり、手じまい売りが先行するとみられる。手がかり材料に乏しいなか、消去法的に値動きの軽い中小型株への物色が中心になりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(18日は109円60-62銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同128円49-53銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比185円安の2万7415円だった。
【好材料銘柄】
■オンリー <3376>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。取締役相談役の中西浩一氏が代表を務める紳士服中西がTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株765円で18日終値を37.6%上回る水準。買い付け期間は8月19日から10月1日まで。
■アクロディア <3823>
特許庁へ出願していたCOVID-19対策アプリ「抗体パスポート」と「Antibody Passport」の商標登録が完了。
■ビザスク <4490>
エキスパートネットワークサービス事業を米国を中心に展開するColeman Research Groupの全株式を取得し子会社化する。
■わかもと製薬 <4512>
マキュエイド眼注用40mgについて、米Harrow Healthとライセンス契約を締結。
■アルテック <9972>
太陽光発電関連ビジネスを展開する合弁会社アルテック新電力を中国企業と設立。
■新日本建設 <1879>
今期経常を3%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
■あい ホールディングス <3076>
今期経常は6%増で2期連続最高益、5円増配へ。
■第一商品 <8746>
22年3月期第2四半期に商品取引責任準備金戻入額1097万円を特別利益に計上する。
■GFA <8783>
新会社GFA FOODSを設立し、黒沼畜産から焼肉店を譲受。
【主な経済指標・スケジュール】
19(木)
【国内】
7月首都圏マンション発売(13:00)
【海外】
米8月フィラデルフィア連銀景気指数 (21:30)
《米決算発表》
アプライド・マテリアルズ
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