マザーズ指数は3日続伸、IT関連銘柄の一角に買い

東証マザーズ指数は前日比8.11ポイント高の1072.60ポイントと3日続伸した。
東京株式市場全般が続伸基調となり、新興市場も堅調地合いが継続した。マザーズは8月中旬までの下落幅が大きかっただけに、下値買いが入りやすいようだ。
前日の米ハイテク株高を受け新興市場のIT(情報技術)関連銘柄の一角に買いが入った。2021年12月期の通期見通しを上方修正したすららネットが買われた。FLネットやJTOWERが上昇した。ただ、BASEなど軟調な銘柄も目立ち、マザーズ指数の上昇幅は限られた。PアンチエイやJMDCが下落した。
 
「朝方に大きく値を上げた後に伸び悩む銘柄も散見された」といい、マザーズ指数は上値の重い展開となった。
売買代金は概算で1263.34億円。騰落数は、値上がり282銘柄、値下がり80銘柄、変わらず15銘柄となった。
 
個別では、インティメート・マージャー、デリバリーコンサルティングがストップ高。SERIOホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、スマレジ、JMDC、キッズウェル・バイオ、ヘリオスなど8銘柄は年初来高値を更新。HANATOUR JAPAN、フリークアウト・ホールディングス、JTOWER、ステラファーマ、サイジニアが買われた。
 
 一方、AMBITION、VALUENEX、日本動物高度医療センター、Birdman、メイホーホールディングスが年初来安値を更新。シイエヌエス、i-plug、ブリッジインターナショナル、BASE、Kaizen Platformが売られた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次