「底入れの前振れ」

「底入れの前振れ」

火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
S&P500とNASDAQは終値ベースの最高値を更新した。
「特段の売り材料は見当たらず」との解釈。
S&P500が終値で最高値を付けるのは今年50回目。
「ファイザーのワクチンの正式認可を受けた楽観ムードが漂っている」との声が聞こえる。
景気回復に関連する旅行・娯楽セクターが市場全体をアウトパフォーム。
S&P航空指数とホテル・レストラン・レジャー指数はそれぞれ3.7%、1.6%上昇。
通期の既存店売上高予想を上方修正したベスト・バイが8.3%上昇。
中国の電子商取引企業ピンドゥオドゥオは22.2%高。
中国当局による規制強化で大きな影響は受けないとの見通しを示したJDドットコムは14.4%高。
パロアルトネットワークスは18.6%高。
7月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比1.0%増の70万8000戸。
4カ月ぶりに増加。
市場予想は70万戸だった。
ジャクソンホール会合を控え国債利回りは上昇。
10年国債利回りは1.296%。
2年国債利回りは0.224%。
ドル円は109円台後半。
WTI原油先物10月限は前日比1.90ドル(2.89%)高の1バレル=67.54ドル。
この2日間の上昇幅は5.40ドル(8.69%)。
ビットコインは7%安の4万8237ドル。
SKEW指数は159.02→157.13。
恐怖と欲望指数は29→36。

火曜のNYダウは30ドル(0.09%)高の35366ドルと3日続伸。
高値は35445ドル。
NASDAQは77ポイント(0.52%)高の15019ポイントと4日続伸。
高値は15034ポイント。
S&P500は6ポイント(0.15%)高の4486ポイントと4日続伸。
高値は4492ポイント。
ダウ輸送株指数は32ポイント高の14724ポイントと3日続伸。
SOX指数は0.10%高の3345ポイントと4日続伸。
VIX指数は17.22と上昇。
合算売買高は89.7億株(前日86.3億株、過去20日平均は90.8億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比25円高の27765円。
ドル建ては大証比日中比35円高の27775円。
ドル円は109.62円。
10年国債利回りは1.296%。
2年国債利回りは0.224%。

「7日ぶりに25日線を上回った」

火曜の日経平均は寄り付き158円高。
終値は237円高の27732円と続伸。
上昇率は0.87%。
日足は2日連続で陽線。
先週末の続落の下落幅572円は埋めた。
TOPIXは1.00%上昇で続伸。
東証マザーズ指数は8.11%上昇で3日続伸。
日経ジャスダック平均は0.92%上昇で続伸。
東証1部の売買代金は2兆3378億円(前日2兆3104億円)。
19日連続で2兆円超。
値上がり1799銘柄(前日1939銘柄)。
値下がり312銘柄(前日201銘柄)。
新高値69銘柄(前日51銘柄)。
新安値16銘柄(前日47銘柄)。
騰落レシオは92.63(前日82.46)。
NTレシオは14.34倍(前日14.36倍)。
57日連続で14倍台。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩下がりの25日線(27644円)からは△0.25%(前日▲0.69%)。
7日ぶりに上回った。
右肩下がりの75日線は28342円。
37日連続で下回った。
右肩上がりの200日線(28153円)からは▲1.50%(前日▲2.27%)。
8日連続で下回った。
右肩下がりの5日線(27421円)から△1.13%。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.048%(前日▲13.143%)。
買い方▲10.346%  (前日▲11.539%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲8.686%(前日▲7.839%)。
買い方▲23.570% (前日▲24.533%)。
空売り比率は43.1%(27日連続で40%超:前日42.7%)。
空売り規制なしの比率は10.2%(前日9.0%)。
8月20日時点の信用売り残は325億円減の6922億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は456億円増の3兆4572億円。
4週ぶりに増加。
金額ベースでの信用倍率は4.99倍(前週は4.71倍)。
2週連続で4倍台。
日経VIは18.78(前日19.56)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.92倍(前日12.82倍)。
7日連続で12倍台。
前期基準では17.56倍。
EPSは2146円(前日2144円)。
225のPBRは1.18倍。
BPSは23501円(前日23499円)
日経平均の益回りは7.74%。
10年国債利回りは0.015%。
東証1部全銘柄だと予想PERは15.25倍。
前期基準では20.72倍。
PBRは1.28倍。
東証1部単純平均株価は31円高の2408円。
東証1部売買単価は2436円(前日は2446円)。
東証1部時価総額は717兆円(前日は710兆円)。
2日連続で700兆円台回復。
ドル建て日経平均は252.62(前日250.08)。
火曜のシカゴ225先物終値は大証日中比25円高の27765円。
高値は27840円、安値は27620円。
225先物大証夜間取引終値は日中比30円高の27770円。
気学では「前日の仕成りについて動く日なり」。
木曜は「安日柄なれど前日が急落した時は強し」。
金曜は「気味が悪くても突っ込み売り警戒し、買い狙え」。
ボリンジャーのプラス1σが27922円。
プラス2σが28180円。
マイナス1σが27406円。
マイナス2σが27147円。
一目均衡の雲の上限が28535円。
下限が28293円。
27日連続で雲の下。
勝手雲の上限は27922円。
下限が27910円。
7日連続で下回った。
勝手雲は今日白くねじれ30日に黒くねじれる。
RSIが51.71(前日44.36)。
RCIが20.33(前日19.51)。

《今日のポイント8月25日》

(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
   S&P500とNASDAQは終値ベースの最高値を更新した。
   「特段の売り材料は見当たらず」との解釈。
   S&P500が終値で最高値を付けるのは今年50回目。
   10年国債利回りは1.296%。
   2年国債利回りは0.224%。
   ドル円は109円台後半。
   SKEW指数は159.02→157.13。
   恐怖と欲望指数は29→36。

(2)ダウ輸送株指数は32ポイント高の14724ポイントと3日続伸。
   SOX指数は0.10%高の3345ポイントと4日続伸。
   VIX指数は17.22と上昇。
   合算売買高は89.7億株(前日86.3億株、過去20日平均は90.8億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比25円高の27765円。

(3)東証1部の売買代金は2兆3378億円(前日2兆3104億円)。
   新高値69銘柄(前日51銘柄)。
   新安値16銘柄(前日47銘柄)。
   騰落レシオは92.63(前日82.46)。
   NTレシオは14.34倍(前日14.36倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)右肩下がりの25日線(27644円)からは△0.25%(前日▲0.69%)。
   7日ぶりに上回った。
   右肩下がりの75日線は28342円。
   37日連続で下回った。
   右肩上がりの200日線(28153円)からは▲1.50%(前日▲2.27%)。
   8日連続で下回った。
   右肩下がりの5日線(27421円)から△1.13%。
   2日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.048%(前日▲13.143%)。
   買い方▲10.346%  (前日▲11.539%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲8.686%(前日▲7.839%)。
   買い方▲23.570% (前日▲24.533%)。

(6)空売り比率は43.1%(27日連続で40%超:前日42.7%)。
   空売り規制なしの比率は10.2%(前日9.0%)。
   8月20日時点の信用売り残は325億円減の6922億円。
   2週ぶりに減少。
   同信用買い残は456億円増の3兆4572億円。
   4週ぶりに増加。
   金額ベースでの信用倍率は4.99倍(前週は4.71倍)。
   2週連続で4倍台。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.92倍(前日12.82倍)。
   EPSは2146円(前日2144円)。
   BPSは23501円(前日23499円)
   日経平均の益回りは7.74%。

(8)東証1部時価総額は717兆円(前日は710兆円)。
   2日連続で700兆円台回復。
   ドル建て日経平均は252.62(前日250.08)。

(9)ボリンジャーのプラス1σが27922円。
   プラス2σが28180円。
   マイナス1σが27406円。
   マイナス2σが27147円。
   一目均衡の雲の上限が28535円。
   下限が28293円。
   27日連続で雲の下。
   勝手雲の上限は27922円。
   下限が27910円。
   7日連続で下回った。
   勝手雲は今日白くねじれ30日に黒くねじれる。
   RSIが51.71(前日44.36)。
   RCIが20.33(前日19.51)。

今年の曜日別勝敗(8月24日まで)

月曜19勝13敗
火曜18勝14敗
水曜13勝20敗
木曜18勝12敗
金曜14勝18敗

水曜日経朝刊「スクランブル」。
見出しは「最弱日本株に見直し機運」。
指摘は「横浜市長選が終わった事実が買い材料」。
野党候補の勝利をねネガティブにとらえるのではない。
「不確実性の減少を好感した」という解釈だ。
ポジティブサプライズが71.5%と2005年以降で最高だった第1四半期決算。
それでも決算後の反応が低調だった。
「だが個別株の水準を決めるのはマクロ経済ではなく、ミクロの業績だ」。
この分析は正しい。
興味深かったのはマザーズ指数と新規感染者数の不思議な関係。
対TOPIX相対株価と新規感染者数は逆相関で動いてきた。
過去3回、新規感染者のピークアウトの少し前にマザース相対株価は底入れしていた。
「マザーズ指数は投資家心理が敏感に映し出される鏡」という見方だ。
急落していたマザーズ指数の先週の底入れは新規感染者のピークアウトを今回も暗示していて欲しいところだ。

◇━━━ カタリスト━━━◇

白銅(7637)・・・動兆

白銅に注目する。
同社は金属商社。加工、小口、短納期が強み。
主納入先は半導体・液晶製造装置。
金属販売・加工は半導体装置向けが拡大。
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好調なネットサービスは品種数を前期末の2万超から増やす。

(兜町カタリスト櫻井)

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