26日の日経平均株価は、もみ合い展開か。
日経平均株価予想レンジは、2万7600円-2万7800円。
NYダウ平均は39.24ドル高と小幅ながら4日続伸となった。長期金利の上昇を背景に金融株が上昇したほか、引き続き経済活動再開銘柄に買いが向かった。
米国株は続伸したものの小幅な上昇にとどまり、週末のジャクソンホール会議に向けこう着感は強まっている。
東京株式市場では国内に手がかり材料難が続くなか、模様眺めムードが広がることも想定される。値動きの軽い中小型株への物色が中心になるとみられるほか、海外市場の動きに左右される場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円前後(25日は109円74-76銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同128円80-84銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比60円高の2万7800円だった。
【好材料銘柄】
■トランスジェニック <2342>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.17%にあたる55万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月26日から12月24日まで。
■ぐるなび <2440>
楽天グループ <4755> との資本業務提携契約を改定し関係強化。また、SHIFT <3697> と資本業務提携を締結。楽天グループ、SHIFTなど計5先を割当先とする744万9400株の第三者割当増資を実施する。
■アクセルマーク <3624>
今期経常は黒字浮上へ。また、電通、オルトプラス <3672> とアニメなどの映像作品IPの動画をNFTトレーディングカードで発行するサービスの提供に向けて企画・開発を共同で推進する。
■JNSホールディングス <3627>
持ち分法適用関連会社であるバリューデザイン <3960>の株式57万6000株をアララ <4015>へ譲渡する。これに伴い、22年2月期に約6.5億円を特別利益に計上する。
■オルトプラス <3672>
電通、アクセルマーク <3624>とアニメなどの映像作品IPの動画をNFTトレーディングカードで発行するサービスの提供に向けて企画・開発を共同で推進する。
■早稲田アカデミー <4718>
上期経常を79%上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額。
■ケーズホールディングス <8282>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.84%にあたる1000万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月26日から12月31日まで。
■サイバーセキュリティクラウド <4493>
マイクロソフトパートナーネットワーク「Silverコンピテンシー」を取得。質の高いソリューションを提供する実績が認定。
■ウィルソン・ラーニング ワールドワイド <9610>
ハーバード大学交渉学研究所の共同創設者ウィリアム ユーリー氏と共同で開発した「ハーバード流交渉術(Negotiating to Yes)」をデジタル・ラーニングで提供開始。
■FRONTEO <2158>
韓国子会社がメール・チャット監査システム「KIBIT Communication Meter ver.2.0」を提供開始。
【主な経済指標・スケジュール】
26(水)
【国内】
20年国債入札
【海外】
米4-6月期GDP改定値(21:30)
米7年国債入札
《米決算発表》
ギャップ、ダラー・ゼネラル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
