マザーズ指数は6日ぶり反落、利益確定売り

東証マザーズ指数は前日比3.18ポイント安の1092.52ポイントと6日ぶり反落した。
週末要因に加えて米国株安もあり、マザーズは利益確定売りが先行する展開。ただ、底堅い推移となる主力株が多く、地合いの強さは継続している。メルカリやフリーなど時価総額上位銘柄が売られ、指数を押し下げた。一方、自民党がこども基本法制定を公約に掲げるとの報道を材料に、ベビカレやキッズSHDなど子ども庁関連銘柄には買いが入った。
 
市場では「日本時間27日夜に国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が控えているためひとまず利益確定の動きが出ているだけで、投資マインドが悪化したわけではない」との指摘があった。
 
値上がり銘柄数は157、値下がり銘柄数は203となった。
 
27日に東証マザーズ市場に新規上場したジェイフロは初値を240円(6.7%)下回る3320円で取引を終えた。午前に公開価格(4190円)を630円(15.0%)下回る3560円で初値を付けた。
 
個別では、バリューデザイン、シイエヌエス、インターネットインフィニティー、サイバー・バズ、フューチャーリンクネットワークが年初来安値を更新。ワンダープラネット、KIYOラーニング、Appier Group、プレミアアンチエイジング、アイドマ・ホールディングスが売られた。
 
 一方、アクセルマーク、グローバルウェイ、HENNGE、イーエムネットジャパンがストップ高。ベビーカレンダーは一時ストップ高と値を飛ばした。スマレジ、MRT、ジモティーなど5銘柄は年初来高値を更新。サイジニア、rakumo、カイオム・バイオサイエンス、SERIOホールディングス、Amaziaが買われた

株ちゃんofficial xはこちら!
目次