30日の日経平均株価は反発後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万7500円-2万7900円
27日の米国株は講演内容を好感して3指数がそろって上昇。S&P500とナスダックが史上最高値を更新した。NYダウ平均は242ドル高の35455ドル高で取引を終えた。前週末27日は下げ渋る動きをみせていたことや、注目されたジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を受け、米国株式が反発したこともあり、買い先行スタートが見込まれる。
ただ、買い一巡後は、買い手がかり材料に乏しいことや、戻り待ちの売りも警戒され、上値を抑えられる格好となる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(前週末27日は110円10-11銭)とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同129円48-52銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同27日の大阪取引所清算値比215円高の2万7855円だった。
【好材料銘柄】
■ランドコンピュータ <3924>
9月30日現在の株主を対象に1→1.5の株式分割を実施。
■グローバルウェイ <3936>
今期最終を29%上方修正。また、東証が30日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■ステラファーマ <4888>
ハイメディックとがん治療分野で業務提携。
■ラサ商事 <3023>
4-6月期(1Q)経常は73%増益で着地。
■FRACTALE <3750>
バイオ医薬品企業である米パラクラインと資本業務提携。日本と米国における相互の臨床試験データの共有や再生医療・細胞治療の早期展開で連携する。
■FHTホールディングス <3777>
子会社エリアエナジーが愛知県豊橋市にある稼働済み太陽光発電所を取得。
■三井化学 <4183>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.79%にあたる350万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月30日から11月19日まで。
■九州フィナンシャルグループ <7180>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.82%にあたる800万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月1日から22年3月24日まで。
■ラオックス <8202>
中国・マカオ特別行政区に合弁会社を設立。マカオでの店舗展開やオンライン販売、日本メーカーなどの誘致を行う。
■日本テレホン <9425>
中期経営計画を策定。24年4月期に営業利益2億円(21年4月期は8300万円)を目指す。
■モロゾフ <2217>
今期経常を42%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
30(月)
【国内】
7月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
DyDo、東和フード
【海外】
米7月NAR仮契約住宅販売指数 (23:00)
休場:英国
《米決算発表》
ズーム
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
