続伸スタート、米ハイテク株高を好感

【寄り付き概況】

2日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比71円44銭高の2万8522円46銭。前日のNYダウ工業株30種平均が小幅に下げた一方、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が反発し最高値を更新した。東京株式市場でも値がさの半導体関連株に買いが入っている。上げ幅は100円を超える場面もあった。
 
政局不安はくすぶるものの、解散・総選挙が近いことが相場の刺激材料となり、足もとでは空売りの買い戻しが相場に浮揚効果を与えている。
ただ、今週に入ってから日経平均は3連騰でこの間に800円以上も水準を切り上げており、目先高値警戒感も漂う。週末の米雇用統計発表を控え積極的に上値を買い進む動きは見込みにくく、利食い圧力も意識される。
 
業種別では、SUMCO、LIXIL、NTT、ソフバンGが上昇。第一生命HD、東京海上などの保険株、大日印、任天堂、ソニーG、村田製、富士フイルム、ユニチャーム、帝人、東レなどの繊維株も上げている。

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