マザーズ市場展望

マザーズ指数が復調の動きを続け、1200ポイント回復に迫ってきた。
マザーズ指数は21日、取引時間中に1149ポイントの安値を形成し、その後は週末まで修復相場的な堅調な値動きとなった。メルカリが業績計画を増額修正して急伸したこと、半導体関連株としてオキサイドやQDレーザが踏ん張る場面もあった。引き続き需給状況は重要で、主力級銘柄の中でも、フリーやNexTone、ライトアップなどは上値追いへの期待が膨らむ。プレミアアンチエイジング(Pアンチエイ)、ココナラなどが戻り売り懸念を払しょくするような値動きに進むかも注目しておきたい。
 
IPOの上場ラッシュは今週がピークで、来週以降は銘柄数が減少傾向となっていく。既存市場への資金の戻りもありそうだ。
IPOは今週30日、200億円案件のプラスアルファ・コンサルティング(情報通信)が登場。IPOラッシュによる既存市場の需給面の停滞は今週がピーク。徐々に資金が戻っていきそうだ。直近IPO銘柄が荒い値動きとなるケースが目立つだろうが、目先的な需給戦となることが多いため、参戦には注意が必要そうだ。

 

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