「運用者でなく本当の管理者に?」
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅上昇。
S&P500は4日続伸で4日連続過去最高値を更新。
NASDAQも過去最高値を更新。
「好調な消費者信頼感指数を受けアップルなどハイテク株が買われた」との解釈。
増配を発表したモルガン・スタンレーが3.4%高。
モデルナが5.2%上昇。
コンファレンス・ボード(CB)消費者信頼感指数は127.3。
2020年2月以来の高水準。
第2四半期に経済が力強く伸びるとの見方が拡大。
市場予想は119.0、5月は120.0だった。
S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市)は前年比14.9%上昇。
2005年12月以来15年超ぶりの大幅な伸びとなった。
市場予想は14.5%上昇、3月は13.4%上昇だった。
住宅価格の高騰は供給が限られていることが主な要因。
最も大きく上昇したのはフェニックス、サンディエゴ、シアトルだった。
4月の住宅価格指数は前年比15.7%上昇。
3月の14.0%に続く大幅な上昇となった。
10年国債利回りは1.474%。
2年国債利回りは0.252%。
ドル・円は110円台半ば。
WTI原油先物は前日比0.07ドル(0.10%)高の1バレル=72.98ドル。
SKEW指数は170.55→162.09→163.84。
恐怖と欲望指数は43→43。
火曜のNYダウは9ドル(0.03%)高の34292ドルと反発。
高値は34469ドル。
NASDAQは27ポイント(0.19%)高の14528ポイントと続伸。
S&P500は1ポイント(0.03%)高の4291ポイントと4日続伸。
ダウ輸送株指数は20ポイント高の14854ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は0.77%高の3348ポイントと続伸。
VIX指数は16.02と上昇。
合算売買高は96億株(前日95.5億株、過去20日平均は111億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比85円高の28845円。
ドル建ては大証比日中比110円高の28870円。
ドル円は110.50円。
10年国債利回りは1.474%。
2年国債利回りは0.252%。
火曜の日経平均は寄り付き121円安。
終値は235円安の28812円と続落。
下落率は0.81%。
日足は3日連続で陰線。
6月権利配当落ち分は約28円だった。
TOPIXは0.82%下落で3日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は0.12%下落で3日ぶりに反落。
日経ジャスダック平均は0.23%下落で3日ぶりに反落。
東証1部の売買代金は2兆3399億円(前日1兆9781億円)。
値上がり420銘柄(前日1466銘柄)。
値下がり1639銘柄(前日624銘柄)。
新高値54銘柄(前日90銘柄)。
新安値20銘柄(前日11銘柄)。
騰落レシオは98.10(前日100.18)。
NTレシオは14.78倍(前日14.78倍)。
21日連続で14倍台。
サイコロは5勝7敗で41.67%。
右肩上がりの25日線(28926円)から▲0.39%。
6日ぶりに下回った。
横ばいの75日線は29069円。
9日連続で下回った。
右肩上がりの200日線(27314円)からは△5.49%(前日△6.45%)。
右肩下がりの5日線(28935円)から△0.42%。
6日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.675%(前日▲14.955%)。
買い方▲6.626%(前日▲6.061%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲4.456%(前日▲5.864%)。
買い方▲15.485%(前日▲15.427%)。
空り比率は44.3%(3日ぶりに40%超:前日41.3%)。
空売り規制なしの比率は9.5%(前日9.2%)。
6月25日時点の信用売り残は341億円増の8049億円。
3週ぶりの増加。
同信用買い残は億円476億円減の3兆3643億円。
4週ぶりに減少。
金額ベースでの信用倍率は4.18倍(前週は4.43倍)。
日経VIは17.58(前日17.52)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.94倍(前日14.08倍)。
3日ぶりに13倍台。
前期基準では17.94倍。
EPSは2066円(前日2063円)。
225のPBRは1.23倍。
BPSは23424円(前日23238円)
日経平均の益回りは7.17%(前日7.10%)。
配当利回りは1.83%。
10年国債利回りは0.055%。
東証1部全銘柄だと予想PERは16.21倍。
前期基準では20.97倍。
PBRは1.32倍。
東証1部単純平均株価は22円安の2419円。
東証1部売買単価は2261円(前日は2369円)。
東証1部時価総額は725兆円(前日は731兆円)。
37日連続で700兆円超。
ドル建て日経平均は260.54(前日262.38)。
火曜のシカゴ225先物終値は大証日中比85円高の28845円。
高値は28920円、安値は28695円。
225先物大証夜間取引終値は日中比100円高の28860円。
気学では「転換注意日。後場の波動に乗ぜよ」。
木曜は「よく高下する日。足取りについて駆け引きせよ」。
金曜は「人気に逆行して動く日なり」。
ボリンジャーのプラス1σが29185円
マイナス1σが28667円。
一目均衡の雲の上限が28935円。
下限が28290円。
3日ぶりに雲の中。
勝手雲の上限は29150円。
下限が28920円。
6日ぶりに雲の下。
勝手雲は7月2日に黒くねじれ7日に白くねじれる。
RSIが49.28(前日51.31)。
RCIが27.47(前日37.64)。
戦後東証開催以来の日付別日経平均騰落で6月30日の勝率は70.18%(年間5位)。
7月1日67.86%(同10位)。
月末安は昨年9月から9カ月連続のアノマリー。
月足陽線基準は28814円。
《今日のポイント6月30日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅上昇。
S&P500は4日続伸で4日連続過去最高値を更新。
NASDAQも過去最高値を更新。
10年国債利回りは1.474%。
2年国債利回りは0.252%。
ドル・円は110円台半ば。
SKEW指数は170.55→162.09→163.84。
恐怖と欲望指数は43→43。
(2)ダウ輸送株指数は20ポイント高の14854ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は0.77%高の3348ポイントと続伸。
VIX指数は16.02と上昇。
合算売買高は96億株(前日95.5億株、過去20日平均は111億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比85円高の28845円。
(3)東証1部の売買代金は2兆3399億円(前日1兆9781億円)。
新高値54銘柄(前日90銘柄)。
新安値20銘柄(前日11銘柄)。
騰落レシオは98.10(前日100.18)。
NTレシオは14.78倍(前日14.78倍)。
サイコロは5勝7敗で41.67%。
(4)右肩上がりの25日線(28926円)から▲0.39%。
6日ぶりに下回った。
横ばいの75日線は29069円。
9日連続で下回った。
右肩上がりの200日線(27314円)からは△5.49%(前日△6.45%)。
右肩下がりの5日線(28935円)から△0.42%。
6日ぶりに下回った。
(5)空り比率は44.3%(3日ぶりに40%超:前日41.3%)。
空売り規制なしの比率は9.5%(前日9.2%)。
6月25日時点の信用売り残は341億円増の8049億円。
3週ぶりの増加。
同信用買い残は億円476億円減の3兆3643億円。
4週ぶりに減少。
金額ベースでの信用倍率は4.18倍(前週は4.43倍)。
日経VIは17.58(前日17.52)。
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.675%(前日▲14.955%)。
買い方▲6.626%(前日▲6.061%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲4.456%(前日▲5.864%)。
買い方▲15.485%(前日▲15.427%)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.94倍(前日14.08倍)。
EPSは2066円(前日2063円)。
BPSは23424円(前日23238円)
日経平均の益回りは7.17%(前日7.10%)。
(8)東証1部時価総額は725兆円(前日は731兆円)。
ドル建て日経平均は260.54(前日262.38)。
(9)ボリンジャーのプラス1σが29185円
マイナス1σが28667円。
一目均衡の雲の上限が28935円。
下限が28290円。
3日ぶりに雲の中。
勝手雲の上限は29150円。
下限が28920円。
6日ぶりに雲の下。
勝手雲は7月2日に黒くねじれ7日に白くねじれる。
RSIが49.28(前日51.31)。
RCIが27.47(前日37.64)。
戦後東証開催以来の日付別日経平均騰落で6月30日の勝率は70.18%(年間5位)。
7月1日67.86%(同10位)。
月末安は昨年9月から9カ月連続のアノマリー。
月足陽線基準は28814円。
今年の曜日別勝敗(6月29日まで)
↓
月曜15勝9敗
火曜13勝11敗
水曜10勝15敗
木曜16勝7敗
金曜12勝13敗
★月末安の歴史(9カ月連続安)
5月末289円安(→45円安)
4月末241円安(→518円高)
3月末253円安(→210円高)
2月末1202円安(→697円高)
1月末534円安(→427円高)
12月末123円安(→185円安)
11月末211円安(→353円高)
10月末354円安(→318円高)
9月末353円安(→売買停止)
8月末257円高(→1円安)
7月末629円安(→485円高)
6月末293円高(→166円安)
ブルームバーグが報じたブラックロックのコメント。
「増税と規制強化のリスクに加え、他の先進国・地域でより急速な成長が実現する可能性が米国株の魅力を低下させた。
力強い経済再開が世界に拡大。
戦術的な期間において米国以外の先進国・地域の株式の方が経済再開の恩恵を捉えやすい位置にある。
増税と規制強化の可能性は米国株の強いパフォーマンスへの逆風になり得る」。
米S&P500は2020年3月の安値から約90%昇し過去最高水準。
「投資家は上昇継続に不安を抱き、それほど上昇していない他の市場を模索している」との分析。
「欧州と日本の株式は現在の経済再開相場の恩恵を受けることができる。
米国と比較して増税と規制強化のリスクも低い」とのコメント。
また「バイデン政権が28%の法人税と21%のグローバルミニマム税を導入と仮定。
S&P500構成企業の1株当たり利益は来年7%減少する」との試算だ。
興味深いのは日経朝刊の「ファンドラップ競争過熱」と「米長寿投信から資金流出」の記事。
なぜ地銀がファンドラップに傾注するかと言えば手数料があるから。
回転売買をせずに黙っていても残高手数料なので放っておいても利益は出る。
これは証券会社が20年前に辿った道だ。
そもそも「お任せ運用」なんて仕組みが投資家のためになるのかどうかはまだ疑問のあるところ。
それでも「信金運用なんて面倒」という向きには受け入れられるのだろう。
一方、投信先進国のアメリカでは歴史あるアクティブ投資から低コストのインデックス投信へという資金の流れ。
1967年設定のフィディリティ・コントラファンドは純資産1376億ドル。
今年は5月までの113億ドルの資金流出。
1934年設定の「アメリカン・ファンズ・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ」。
同様に79億ドルの資金流出。
パフォーマンスが悪い訳でもなく、指数をアウトパフォーム。
それでも資金は流出し手数料の安いETFなどへ移行する姿。
「ここ10年あまりの株高を背景にコストが低いインデックス型でも十分利益を得られることが分かった」。
この一言はファンドマネージャーにとっては辛辣だった。
しかし事の本質でもあろう。
ファンドマネージャーが運用者でなく本当の管理者になる日はそんなに遠くないのかも知れない。
「REIT価格が世界で上昇」は日経。
世界のREITの時価総額は過去最高の約2兆1745億ドル(約240兆円)。
昨年年末比時価総額増加率、米国17%、英国14%、日本13%。
とはいえ日本のREITの時価総額は約18兆円。
まだまだ小さい。
◇━━━ カタリスト━━━◇
ヨネックス(7906)・・・動兆
ヨネックスに注目する。
同社は圧倒的シェアのバドミントンとテニス、ゴルフが3本柱。
日本は部活需要が復調。
中国では代表選手との契約効果大。
米国もテニス需要好調。
プレミア市場への期待感大。
(兜町カタリスト櫻井)
