[概況]
30日、東京外国為替市場の米ドル円は特段、手掛かり材料に乏しく110円台半ば付近で膠着状態となるなか、やや売りが優勢の展開か。新型コロナウイルスで感染力の強いインド型(デルタ株)がアジアや欧州、豪州などで感染の確認が増加していることなどを受け、比較的安全通貨として考えられる円が買われているようだ。
現在、米ドル円は110.490円付近で推移している。この後は、週末の米雇用統計の前哨戦として6月米ADP民間部門雇用者数(予想:60.0万人 前回:97.8万人)などが注目となりそうか。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
