「アノマリーは月初高」

「アノマリーは月初高」

水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
高値圏でNYダウとS&P500が上昇。
一方、NASDAQは小幅安。
「週末の雇用統計待ち」との解釈だ。
ボーイングがドイツ国防省による発注を好感して1.6%上昇。
マイクロン・テクノロジーは四半期決算発表を控えて2.5%上昇。
発表後の時間外取引ではほぼ横ばい。
ウォルマートが2.7%上昇。
四半期の上昇率はS&P500が8.2%、NASDAQが9.5%、NYダウが4.6%。
月間ではS&P500が5カ月連続で上昇。
NASDAQが上昇した一方NYダウは小幅安。
四半期ベースでは主要3指数が5四半期連続で上昇。
S&P500は上半期に14.5%上昇。
1998年以来2番目の高い伸びとなった。
ADP全米雇用レポートで民間部門雇用者数は69万2000人増。
市場予想の60万人増を上回った。
雇用統計で、非農業部門雇用者数は70万人増、民間部門の雇用者数は60万人増との予想。
10年国債利回りは1.468%。
2年国債利回りは0.252%。
ADP全米雇用レポートが予想を上回ったことがドルのショートカバーを誘発。
ドル高につながった格好。
ドル・円は111円台前半。
WTI原油先物は前日比0.49ドル(0.67%)高の1バレル=73.47ドル。
6月月間では7.15ドル(10.78%)の上昇。
SKEW指数は170.55→162.09→163.84→161.85。
恐怖と欲望指数は43→42。

水曜のNYダウは210ドル(0.61%)高の34502ドルと続伸。
安値は34245ドル。
NASDAQは24ポイント(0.17%)安の14503ポイントと3日ぶりに反落。
S&P500は5ポイント(0.13%)高の4297ポイントと5日続伸。
5日連続で過去最高値を更新。
ダウ輸送株指数は26ポイント高の14880ポイントと続伸。
SOX指数は0.11%安の3345ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は15.83と低下。
合算売買高は108.5億株(前日96億株、過去20日平均は110.5億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比15円高の28765円。
ドル建ては大証比日中比35円高の28785円。
ドル円は111.10円。
10年国債利回りは1.468%。
2年国債利回りは0.252%。

水曜の日経平均は寄り付き84円高。
終値は21円安の28791円と3日続落。
下落率は0.07%。
「10カ月連続の月末安」となった。
日足は4日連続で陰線。
月足は陰線。
前月比は69円安。
四半期(4→6月)は387円安。
上半期(1→6月)は1347円高。
TOPIXは0.30%下落で続落。
東証マザーズ指数は0.16%上昇で反発。
日経ジャスダック平均は0.28%上昇で反発。
東証1部の売買代金は2兆3477億円(前日2兆3399億円)。
値上がり786銘柄(前日420銘柄)。
値下がり1296銘柄(前日1639銘柄)。
新高値76銘柄(前日54銘柄)。
新安値38銘柄(前日20銘柄)。
騰落レシオは98.21(前日98.10)。
NTレシオは14.78倍(前日14.78倍)。
21日連続で14倍台。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
右肩上がりの25日線(28932円)から▲0.49%。
2日連続で下回った。
横ばいの75日線は29064円。
10日連続で下回った。
右肩上がりの200日線(27342円)からは△5.30(前日△5.49%)。
右肩下がりの5日線(28918円)から▲0.44%。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.320%(前日▲15.675%)。
買い方▲6.886%(前日▲6.626%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲5.101%(前日▲4.456%)。
買い方▲15.555%(前日▲15.485%)。
空り比率は40.5%(3日連続で40%超:前日44.3%)。
空売り規制なしの比率は8.2%(前日9.5%)。
Quick調査の6月25日時点の信用評価損率は▲8.19%(前々週▲8.76%)。
2週ぶりに好転。
6月25日時点の裁定売り残は29億円減の2156億円。
(当限は554億円なので12億円増)。
7週連続で減少。
裁定買い残は925億円増の8733億円。
(当限は7688億円なので907億円増)。
3週連続で増加。
日経VIは17.00(前日17.58)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.91倍(前日13.94倍)。
2日連続で13倍台。
前期基準では17.90倍。
EPSは2069円(前日2066円)。
225のPBRは1.23倍。
BPSは23407円(前日23424円)
日経平均の益回りは7.19%(前日7.17%)。
配当利回りは1.84%。
10年国債利回りは0.055%。
東証1部全銘柄だと予想PERは16.17倍。
前期基準では20.92倍。
PBRは1.32倍。
東証1部単純平均株価は2円安の2416円。
東証1部売買単価は2437円(前日は2261円)。
東証1部時価総額は722兆円(前日は725兆円)。
38日連続で700兆円超。
ドル建て日経平均は260.63(前日260.54)。
水曜のシカゴ225先物終値は大証日中比15円高の28765円。
高値は29020円、安値は28550円。
225先物大証夜間取引終値は日中比20円高の28770円。
気学では「よく高下する日。足取りについて駆け引きせよ」。
金曜は「人気に逆行して動く日なり」。
ボリンジャーのプラス1σが29186円
マイナス1σが28678円。
一目均衡の雲の上限が28935円。
下限が28384円。
2日連続で雲の中。
勝手雲の上限は29147円。
下限が28920円。
2日連続で雲の下。
勝手雲は7月2日に黒くねじれ7日に白くねじれる。
RSIが47.45(前日49.28)。
RCIが19.51(前日27.47)。
戦後東証開催以来の日付別日経平均騰落で7月1日67.86%(同10位)。
アノマリーは「月初高」。

《今日のポイント7月1日》

(1)水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
   高値圏でNYダウとS&P500が上昇。
   一方、NASDAQは小幅安。
   10年国債利回りは1.468%。
   2年国債利回りは0.252%。
   ドル・円は111円台前半。
   SKEW指数は170.55→162.09→163.84→161.85。
   恐怖と欲望指数は43→42。

(2)ダウ輸送株指数は26ポイント高の14880ポイントと続伸。
   SOX指数は0.11%安の3345ポイントと3日ぶりに反落。
   VIX指数は15.83と低下。
   合算売買高は108.5億株(前日96億株、過去20日平均は110.5億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比15円高の28765円。

(3)東証1部の売買代金は2兆3477億円(前日2兆3399億円)。
   新高値76銘柄(前日54銘柄)。
   新安値38銘柄(前日20銘柄)。
   騰落レシオは98.21(前日98.10)。
   NTレシオは14.78倍(前日14.78倍)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。

(4)右肩上がりの25日線(28932円)から▲0.49%。
   2日連続で下回った。
   横ばいの75日線は29064円。
   10日連続で下回った。
   右肩上がりの200日線(27342円)からは△5.30(前日△5.49%)。
   右肩下がりの5日線(28918円)から▲0.44%。
   2日連続で下回った。

(5)空り比率は40.5%(3日連続で40%超:前日44.3%)。
   空売り規制なしの比率は8.2%(前日9.5%)。
   Quick調査の6月25日時点の信用評価損率は▲8.19%(前々週▲8.76%)。
   2週ぶりに好転。
   6月25日時点の裁定売り残は29億円減の2156億円。
   (当限は554億円なので12億円増)。
   7週連続で減少。
   裁定買い残は925億円増の8733億円。
   (当限は7688億円なので907億円増)。
   3週連続で増加。
   日経VIは17.00(前日17.58)。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.320%(前日▲15.675%)。
   買い方▲6.886%(前日▲6.626%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲5.101%(前日▲4.456%)。
   買い方▲15.555%(前日▲15.485%)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.91倍(前日13.94倍)。
   EPSは2069円(前日2066円)。
   BPSは23407円(前日23424円)
   日経平均の益回りは7.19%(前日7.17%)。

(8)東証1部時価総額は722兆円(前日は725兆円)。
   38日連続で700兆円超。
   ドル建て日経平均は260.63(前日260.54)。

(9)ボリンジャーのプラス1σが29186円
   マイナス1σが28678円。
   一目均衡の雲の上限が28935円。
   下限が28384円。
   2日連続で雲の中。
   勝手雲の上限は29147円。
   下限が28920円。
   2日連続で雲の下。
   勝手雲は7月2日に黒くねじれ7日に白くねじれる。
   RSIが47.45(前日49.28)。
   RCIが19.51(前日27.47)。
   戦後東証開催以来の日経平均騰落で7月1日67.86%(同10位)。
   アノマリーは「月初高」。

今年の曜日別勝敗(6月30日まで)

月曜15勝9敗
火曜13勝11敗
水曜10勝16敗
木曜16勝7敗
金曜12勝13敗

IMFのチーフエコノミスト、ギータ・ゴピナート氏。
欧州復興開発銀行(EBRD)年次会合のオンラインセミナーでの警戒感。
「現在、ワクチン、治療薬、診断キットへのアクセスが極めて不平等になっている。
このために回復に差が出ている。
世界中で望ましいワクチン接種率を達成することが最重要事項となっている。
サハラ砂漠以南のサブサハラアフリカと中南米の感染は急拡大。
対応に必要な診断キット、個人用防護具(PPE)、酸素が十分にない国もある」。
また「インフレの要因の大部分その性質からして一過性のもの。
来年には通常の水準に戻ると考える根拠はある」ともコメントした。

◇━━━ カタリスト━━━◇

シノプス(4428)・・・動兆

シノプスに注目する。
同社は大手小売業向けに需要予測型の自動発注システム「sinops」を展開。
クラウド版への本格移行進展。
小売業全体のDX推進へ研究会を発足。
業績復調。
「世界中の無駄を10%削減する」。

(兜町カタリスト櫻井)

株ちゃんofficial xはこちら!
目次