日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。終値は前日比6円86銭(0.17%)高い3984円13銭だった。前日の米株高が指数の支えとなったが、材料が乏しく方向感を欠いた。ジャスダック平均は6月30日、7月1日の取引時間中の高値で節目の4000円を超えるなど高値圏で推移しており、2日は高値警戒感もあって上昇幅は限られた。
東映アニメが3日続伸した。シキノHTやアイビーが上昇した。半面、6月の既存店売上高が前年同月比で減収となったワークマンが売られた。シンバイオ、マクドナルドも下げた。
新型コロナウイルスの変異ウイルスの拡大などが警戒されるなか、市場では「足元の感染状況の不透明感が拭えず、ワクチン接種進展で経済正常化というシナリオを素直に織り込めない状況だ」との指摘があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で579億円、売買高は1億4330万株だった。
