日経ジャスダック平均は反落、新規上場(IPO)銘柄に集中

日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前週末比1円19銭安い3982円94銭だった。
米雇用統計の結果は波乱なく通過したが、週明けの東証1部市場は想定以上に軟調な展開となり、この流れが新興市場にも波及したようだった。個人投資家の物色動向は、マザーズ市場中心に新規上場(IPO)した銘柄に集中しており、ジャスダック市場のIPO銘柄のアルマードも大幅反発、HCSホールディングスはプラスで取引を終えた。
一方、東京都などで新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にあり、経済再開への不透明感が重荷となった。シンバイオやウエストHDが下落した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で622億円、売買高は1億1145万株だった。値上がり銘柄数は291、値下がり銘柄数は320となった。
 
個別では、アミタホールディングス、ジェーソン、スーパーバリュー、テックファームホールディングス、チエルなど11銘柄が年初来安値を更新。カルナバイオサイエンス、スリー・ディー・マトリックス、グローバルインフォメーション、アースインフィニティ、アルファグループが売られた。
 
 一方、アイビー化粧品がストップ高。アルマードは一時ストップ高と値を飛ばした。第一建設工業、焼肉坂井ホールディングス、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、ライフフーズ、エスイーなど17銘柄は年初来高値を更新。INEST、大阪油化工業、アイスコ、アズジェント、プロルート丸光が買われた。

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