[概況]
8日、東京外国為替市場の米ドル円は110.200円まで下落し軟調な展開となった。新型コロナウイルス対策として、東京都は4度目の緊急事態宣言を発令する見通しであることなどが報じられ、国内景気の先行き不安感などから日経平均株価は下落し、リスク回避的な動きで円買いとなった。
現在、米ドル円は110.300円付近で推移。引き続き円買いの流れが継続した場合、まず大台110円を試す展開となりそうだが、心理的にも節目の大台となることから同水準を維持できるか注目したい。
[提供：AIゴールド証券株式会社]
