日経ジャスダック平均は続落、25日移動平均線を割り込む

日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比26円83銭安い3950円59銭だった。東京市場全体が軟調スタートとなるなか、日経ジャスダック平均も続落して始まり、大きく下げ幅を拡げる展開となった。後場からは下げ渋ったものの安値付近での推移が続いた。米国の景気減速懸念や国内での緊急事態宣言再発出など陰鬱なムードが漂うなか、東証1部では上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う売りも重しとなり、主力株が連日値を崩すなか、積極的な売買は手掛けにくく、ジャスダック市場も軟調な地合いとなった。ジャスダック平均が25日移動平均線を割り込むなか、値下がり銘柄数も多く、信用取引の買い方による手仕舞い売りなども嵩んだと思われる。シンバイオやアルマードが下落した。半面、マクドナルドは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で571億円、売買高は8027万株だった。値上がり銘柄数は134、値下がり銘柄数は457となった。
 
個別ではドーン、Shinwa Wise Holdings、出前館、スーパーバリュー、パピレスなど26銘柄が年初来安値を更新。アイビー化粧品、セレスポ、大阪油化工業、スリー・ディー・マトリックス、川崎地質が売られた。
 
一方、トレードワークス、太洋物産がストップ高。キタックは一時ストップ高と値を飛ばした。オーテック、協和日成、焼肉坂井ホールディングス、ワイエスフード、ファブリカコミュニケーションズなど12銘柄は年初来高値を更新。ドーン、シキノハイテック、アズジェント、ヤマックス、メディアリンクスが買われた。
 

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