東証マザーズ指数は4日続落した。終値は前日比8.29ポイント安い1128.70だった。新型コロナウイルスの感染拡大で景気回復のスピードが鈍化するとの懸念から投資家のリスク回避が強まった。マザーズ指数は一時上昇に転じる場面もあったが、買いは続かなかった。
全体の約7割の銘柄が値下がり。ラキールやアイドマHD、BCCといった直近の上場銘柄の下落が目立った。一方、弁護士COMやプレイドが上昇した。
売買代金は概算で1541.52億円。騰落数は、値上がり76銘柄、値下がり277銘柄、変わらず15銘柄となった。
20日に東証マザーズ市場に新規上場したアシロは、初値を16.3%下回る1239円で取引を終えた。午前に公開価格(1160円)を27.6%上回る1480円で初値を付けた。初値を付けた直後は1515円まで買われたが買いは続かず、大引け間際に1195円まで下落した。
個別では、総医研ホールディングス、アスカネット、AMBITION、ベガコーポレーション、スタジオアタオなど67銘柄が年初来安値を更新。ラキール、アイドマ・ホールディングス、ステムセル研究所、BlueMeme、ツクルバが売られた。
一方、ジェイグループホールディングス、フォースタートアップス、ヒューマンクリエイションホールディングスが年初来高値を更新。プレイド、Retty、フォーライフ、弁護士ドットコム、ポートはが買われた。
目次
