マザーズ市場展望

動きに大きな変化が見られたのがマザーズ指数。21日までで4日続伸で、週間では4.1%高と大きな上昇となった。4月終盤から下げ基調を強める中では陰線が多く並んだが、上昇した直近4日間はすべて陽線を形成しており、ここからは底打ちを待っていた投資家の買いが入りやすくなると考える。
「こども庁」に絡んで関連銘柄が跳ねたが、新興市場でテーマ性のある銘柄や、決算が悪くなく証券会社のリポートで取り上げられそうな銘柄は、一気に水準を切り上げる展開も期待できるだろう。
今週も買い目線での参戦が優位となりそうだ。
 
地合い悪化もあってマザーズ指数は売り込まれ、17日には1042ポイントの安値を付けた。そこまでの下落幅は東証1部市場を大きく上回るものだったが、信用買い残が多く、かつ割高な銘柄が多いマザーズではいつもの光景。売り需要が一気に消化されたことで、東京市場全般に先行して戻り基調に入っている。今回も「戻りは小型株から」となっている。
 
主力株を中心に力強い買いが入っており、全般と連動している動きの銘柄への参戦にはリスクが小さそう。
 
6月の上場スケジュールも増加しており、地合い改善と相まって投資家の関心が高まっていきそうだ。

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