26日の日経平均株価は反落後、弱含みの展開か。
日経平均株の予想レンジは、2万8300円-2万8600円。
NYダウ平均は81ドル安の34312ドルで取引を終えた。米4月新築住宅販売件数や米5月消費者信頼感指数が市場予想を下回り、10年債利回りが低下。これを受けて上昇する場面もあったが、上値は重くマイナス圏に沈んだ。
日経平均株価はきのう25日まで4日続伸していたが、戻り待ちの売りに上値が重かったことに加え、現地25日の米国株式が反落したことから、売り優勢のスタートとなりそう。
3指数とも大きく崩れたわけではないが、日経平均はきのうまで4日続伸しており、米国株安を受けて利益確定売りが優勢になると予想する。
手がかり材料に乏しいなか、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かいそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(25日は108円71-73銭)、ユーロ・円が1ユーロ=133円台の前半(同133円23-27銭)と小動き。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比195円安の2万8405円だった。
【好材料銘柄】
■クシム <2345>
NFTマーケットプレイスの共同開発に着手。
■ミダック <6564>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■マイネット <3928>
アプリストア最適化サービス「GAME ASO」の運用ツールに、統計アルゴリズムを用いたApp StoreのA/Bテスト機能「クリエイティブパフォーマンス」を共同開発。
■シンバイオ製薬 <4582>
米キメリックスが抗ウイルス薬「ブリンシドフォビル」の国内特許を取得。シンバイオはキメリックスから同剤の独占的開発・製造・販売権を取得している。
■たけびし <7510>
株主優待制度を変更。継続保有期間の区分を廃止し、贈呈回数を年1回から年2回に増やす。21年9月末から適用する新制度では、毎年3月末と9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて1000円または2000円のクオカードをそれぞれ贈呈する。
【主な経済指標・スケジュール】
26(水)
【国内】
4月企業サービス価格指数(8:50)
《決算発表》
ダイドー
【海外】
米5年国債入札
《米決算発表》
エヌビディア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
