米ドル円は109円台維持できず、108円台後半で推移

[概況]

 
26日、東京外国為替市場の米ドル円は108円台後半付近で推移した。米国時間にFRB当局者が金融緩和の縮小について、議論を開始する時期が近付いていることを認める発言などがあったことで、米ドル円は一時109円台まで上昇するも、その後5月米消費者信頼感指数(予想:119.0 結果:117.2)や4月米新築住宅販売戸数(予想:97.5万件 結果:86.3万件)などが市場予想を下回ると米ドル円は再び108円台後半での推移となった。本日、東京時間でも米ドル円は108円台後半で小動きといった様子だ。現在、欧州時間に入り米ドル円は108.900円付近で推移。
 
テクニカル的には米ドル円は下方に位置する一目均衡表の基準線(108.635円)付近が引き続きサポートとして意識され、再度大台109円台を試す展開に期待したい。

[提供:AIゴールド証券株式会社]

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