日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。終値は前日比1円23銭高の3872円60銭だった。
東京市場全般がやや軟調な推移となる中、新興市場でも一部の銘柄に利益確定売りが出ている。ジャスダック平均は反発してスタートした。ただ、寄り付き直後にはマイナス圏に沈む場面も見られ、その後は、再びプラスに転じて上げ幅を拡げていったかと思えば、終盤にかけては急失速してマイナスに転じるなど、方向感に欠ける一日となった。
中国で子会社設立を発表したフェローテクが上昇したのが支えになった。シンバイオも買われた。半面、マクドナルドは下落した。
日経平均株価の下落を受けて売り物がやや増える場面もあったが、「押し目買いが入り、思いのほか底堅かった」という。
売買代金は概算で1058億円、売買高は1億4232万株だった。値上がり銘柄数は228、値下がり銘柄数は363となった。
個別ではジェイテック、ランシステム、日本テレホンがストップ高。博展、ソーバル、内外テック、ファブリカコミュニケーションズ、日本エス・エイチ・エルなど16銘柄は年初来高値を更新。ズーム、フェローテックホールディングス、GFA、ソフトウェア・サービス、第一商品が買われた。
一方、秋川牧園、日本マクドナルドホールディングス、ナフコ、ホリイフードサービス、大木ヘルスケアホールディングスなど20銘柄が年初来安値を更新。ウィザス、セレスポ、Nexus Bank、エヌジェイホールディングス、CAICAが売られた。
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